1968年 |
東京生まれ |
1991年 |
早稲田大学理工学部建築学科卒業 |
1993年 |
早稲田大学大学院建築史研究室修了 |
1993年〜2001年 |
(株)竹中工務店設計部 |
2002年 |
志柿敦啓建築設計事務所設立 |
2004年
|
京都国際建築技術専門学校 非常勤講師 |
2005年〜
|
関西大学 非常勤講師(後期)
大阪市立大学 非常勤講師(後期)
明石工業高等専門学校 非常勤講師(後期)
京都国際建築技術専門学校 非常勤講師 |
2007年〜 |
関西大学 非常勤講師(後期) |
[主な受賞歴]
1993年 |
早稲田大学大学院 修士論文早苗賞受賞 |
2003年 |
SDレヴュー2003入選(WORM HOUSE PROJECT) |
2004年 |
第21回住まいのリフォームコンクール優秀賞(住吉K邸)
住宅月間中央イベント実行委員会委員長賞受賞(高砂M邸) |
2006年 |
「AICAジョリパット施工例コンテスト」優秀賞(苦楽園M邸) |
2007年 |
関西電力主催 「2006年度E・家・くらし 住まいの設計コンテスト」
佳作入選(粉浜K邸) |
|
|
私は建築をより永い時間の中でとらえたいと考えています。
日々の生活の必要に対応すること、オフィス空間の効率化、流行に即応した商業空間、こういったことは当然重要なことであり、それらに対して適切な解答を与えることは不可欠なことだと思います。しかし自然環境に対して配慮すること、地域社会に永く愛されるデザインをすること、感性を触発し文化として蓄積されること。これらはみな、その建築が永く建ち続け、使われ続けなければ実現することのできないことでしょう。
私たちはつい見逃しがちですが、建築には永く使い続けるための工夫がたくさんあります。それは材料の耐久性や技術の確かさのみではありません。日々の生活の変化、訪れ利用する人々の変遷、そういった変化を包容する街並みや建築の骨格を創ることが大切なことなのだと思います。
人々の記憶に残り、受け継がれるための工夫。それを実現することが、今最も「新しい」のだと考えています。
|
|